賀茂競馬は、上賀茂神社で毎年５月5日に行われる神事です。「かもくらべうま」と読みます。
今年も行ってきました。
徒然草に書かれている
賀茂競馬は、天下泰平と五穀豊穣を祈って行われる神事で、1093年に始まったとのこと。平安時代です。
あの「徒然草」に書かれていて、「五月五日、賀茂の競べ馬を見侍りしに…」とあるそうです。歴史を感じますね。同じ行事を５月５日に見てるって、すごく感慨深いです。
飛行機に乗って外国の人が見に来たり、スマホで動画を取りながら見ているなんて、徒然草の時代の人が見たら信じられない光景でしょう。
実際に走るのは14時ごろから
実際に走るのは14時頃からなので、時間を見計らって向かいました。今年から鳥居内は全て有料エリアになったようでした。1000円です。
２頭が並んで駆け抜けます。単に、速かった方が勝ち「勝ち」となります。
高い所に立って勝ち負けの判定をする人や、禄を与える係の人がいたりします。
解説の人がいて、その都度説明を入れてくれるのでわかりやすいです。
有料エリアは長椅子が置いてありますが、全員が座れるわけではなく、あぶれた人は立見となっていました。
↑勝ち負けの判定をする人。「オカチでござる」
天下泰平と五穀豊穣を祈る神事
この神事が900年以上にわたり続いてきたということ。
結局ずっと人は「平和」と「食が安定していること」を望んでいるということですね。
↑スタート地点。
↑大役を果たしたお馬さん。おつかれさまでした。
京都駅から市バス９番 上賀茂御園口バス停から後方へ
コメント